備中宇治の特産物

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宇治町は、備中高梁駅より約20km高梁市の西北部に位置する、標高350mの高原に、310世帯・900人余りが住む山村で、赤松林が広がる豊かな自然の中に、多くの城跡・社寺など遺跡が点在する地域です。
地域の基幹産業は農業で、主な作物は水稲・果樹(ピオーネ・桃)酪農・野菜・花等ですが、小規模で殆どが二種兼業農家です。また、松枯れで年々減少していますが、松茸は貴重な特産品です。

◆ピオーネ(黒葡萄)

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ピオーネは1957年、静岡県の井川秀雄が巨峰へカノンホールマスカットを交配し作出された4倍体品種で、強い甘みでありながら爽やかな酸味があり、すっきりとした味が特徴。代表的産地である岡山県では多くの農家で栽培されています。宇治町の観光農園でも購入できます。また最近は巨峰などの新しいブドウも生産しています。

 

◆農産物・稲作

denen平成5年4月、稲作農家約30人で、若手農業後継者が中心となり、アイガモによる無農薬の米づくりを目的にとしたふるさと農法研究会が発足し、「元仲田邸くらやしき」の食材提供や販売を行っています。
また、平成8年度からは、酒造会社の依頼を受け、アイガモ農法による酒米の栽培も始めています。

◆松茸(マツタケ)

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赤松林が多い宇治町はマツタケの産地です。秋の物産祭りではお値打ち価格で出品され、大勢のお客様に喜んで頂き、祭りを多いに盛り上げました。

 

 

◆芍薬(シャクヤク)

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以前は高梁市の特産物として全国の市場に出荷されていた芍薬ですが、過疎化で栽培が減少していました。現在は、農協が中心となり復活に取り組んでいます。

 

 

◆緑茶・紅茶

image5朝夕の寒暖差が大きく霧深い標高400mのカルスト台地を有する宇治町ではお茶の生産が盛んです。

緑茶のほか、「宇治紅茶」として販売しております。

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