<2014/10/27 兵庫県尼崎市園田学園農村体験(高校生)>
親元を離れ、農家に宿泊しての農村体験が大変有意義なことは、受け入れる農家にも切実に感じられます。学校側もその有効性に鑑み、中学生を対象に、十年以上継続実施しているところですが、今年から高校生も体験学習を行うことになりました。
<25日 到着>初めての高校性86名がやってきました。生徒たちも、受け入れ農家の方々も少し不安そうです。
宇治市民センタに到着後小学校の体育館で昼食を取り、入村式が行われました。少し緊張の中、生徒と受け入れ農家が対面しました。その後車で各農家に向かいました。
今回は宇治地区、吹き屋地区、中地区の農家で生徒を受け入れます。
この後は、農業体験や、近隣の散策、夕食の手伝いなどそれぞれの農家が準備しているスケジュールにより色々な体験をします。
夕食作りのお手伝いです。
家族ごとに楽しい夕食です
<26日>
<座禅>皆眠そうなのを無理に起され、早朝から雲泉寺で座禅をします。皆初体験の様で興味があるようでした。雲泉寺についてお坊さんを見て皆びっくり!!なんと5,6人いるお坊さん全員が外国人のお坊さんでした。アメリカ人、フランス人、オランダ人、ドイツ人、カナダ人等、井原市のお寺で修業しているとか。そのお坊さんの説明で座禅の手や足の組み方など教えてもらい壁に向かって30分ほど座禅をしました。その間まったく音を立てず、しーんと静まり返り皆真剣でした。
<昼食>農村公園でうどん作り体験やバーベキュー、釜炊きのご飯でおにぎりを作りにぎやかに昼食をとりました。
昼食後は”もち麦”の種まき体験、その後ブドウ農家に移動しブドウ狩りを体験しました。
<27日>あっと言う間の3日間でした。高校生は来た時とは違い、皆元気いっぱい。各農家との別れを惜しみながら、それぞれ良い経験と思い出たくさん持って帰途につきました。宇治町じゅうが若い高校生で溢れた日々でしたが、帰った後はホッとした安堵感と寂しさの中日常の生活に戻っていきました。
ありがとうー又いつか訪ねて来てね。